自分を大事に想ってくれる人を大事にする。:映画「永い言い訳」
妻が親友との旅行中、不慮の事故で突然亡くなった。
夫は妻が亡くなった時刻、愛人と密会していた。
そばに居るのが当たり前だった人。
当たり前になりすぎてなおざりになっていた人。
自分を大事に想ってくれていた人、自分を愛してくれていた人。
自分が大事に想える、唯一の人。
「自分を大事に想ってくれる人を簡単に手放しちゃいけない。
見くびったり、落としめちゃいけない。
そうしないと、
愛していいはずの人が誰もいない人生になる。
簡単に離れるわけないと思ってても、離れるときは一瞬だ。
だからちゃんと大事に握ってて。」
自分のことは大事だ。自分一人の時間も必要だ。
でも、自分ひとりでは、決して満たされない。
もう知っている。
ひとりでは決して、あれほど満たされることはない。
人はひとりでは生きらんないのだ。
人生には自分が大事に想える人が必要なのだ。
「人生は他者だ。」
自分を大事に想ってくれる人を、
自分が大事に想える人を、ちゃんと大切にする。