自分の今いる位置がわかる。:読書「キャリア未来地図」の描き方
ライフワークを見つけつつある中で、
ライスワークに対してのやる気が出ないことに悩んでいた。
仕事でたまたま東京研修に行った時、「キャリア」という言葉が使われていた。
自分はキャリアについて悩んでいるんだなということに気づき、キャリアの本を読んでみようと思った。
手に取ったのがこの本。
本書では、
昔ながらの仕事一辺倒のワーカホリックになるのではなく、
夢を追いかけて仕事をやめてジリ貧で生活するのでもなく、
ライスワークとライフワーク共に両立することを勧めている。
まさに安定志向の私にぴったり。
【ライスワーク:働くことと貨幣を等価交換することを前提に執り行われる活動。】
労働:誰かの考えた方程式に準じて業務を回しているだけの活動。
↓
仕事:そこにオリジナルの何か新しい提案(付加価値)をつけられる。
【ライフワーク:生涯にわたって追い求めるもの。自然に続けられる好きなこと。】
趣味:個人の欲求を満たすための材と時間の消耗。
↓
特技:好きなことを追及した結果、人に感謝されるようになるようなこと。
創造する活動(仕事や特技)は疲れない。
自分で自分の人生を仕切っているので、他人に振り回されることが少ない。
他人の評価をあまり気にして生きなくていい。やらされている感が少ない。
ライスワークにおいてもライフワークにおいても、消費領域から創造領域への脱出を試みる。
今必要な「たくましさ」は、ライスワークの領域内だけでガンガン働く企業戦士としての闘争心ではありません。この混迷する世界経済の状況下で、所属する会社や組織がなくなっても生きていける、個人のたくましさです。それはライスワークでしっかりと稼ぎながら、ライフワークで自分自身の「特技」すなわち自分軸を構築し、個人として生き抜くことができる「たくましさ」でもあります。
原尻 淳一; 千葉 智之. 「キャリア未来地図」の描き方 (Kindle の位置No.1940-1944). . Kindle 版.
自分の未来地図描いてみた。
この地図が素晴らしいのは自分の今いる位置がわかり、次に何をすればいいかが一目でわかること。
私は今よりももっとライフワークの数を増やそうとしていたけど、(生き物とかインテリアとかも深めたい)やめた方がいいことに気づいた。
やるべきことは、
ライフワークはもっと特技に近づける。
おろそかになっているライスワークにもう一度力を入れる。
好きでもない仕事ばかりじゃつまらない。
お金がなくて不安な状態でも真剣に夢を追いかけられない。
そんな悩みを綺麗に解決してくれた一冊。
おすすめ。