やまこ

しゃべるより考えることが好きな、内向的女子の生き方。

前者後者論。:ドラマ「獣になれない私たち 第2話」

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主人公の深海あきら(新垣結衣)は30歳のOL。

結婚を意識し始めている交際4年の彼とはいわゆる"マリッジブルー"。

「新しい恋がしたい」「他の人を好きになりたい」と最近感じている。

一方、

あきらの行きつけのバーの常連で、会計士・税理士の根元恒星(松田龍平)は、

元カノにフラれた未練をまだ引きずっており、

彼女が新しい相手と恋に落ちた瞬間に、頭の中で聴こえたという鐘の音を求め、

あきらとともに教会へ行く・・・・。

 

人間は進化の過程でいろんな能力を失ったわけですよ。

聴覚、視覚、嗅覚、それから直感。

脳が発達して考える力が増すほど、直感は曖昧になっていく。

「それって進化?」

文化水準を上げて社会適応能力を高めるという考えからすれば「進化」。

鐘の音を聴く能力(運命の相手を悟る力)を失ったと思えば「退化」。

 

獣になれない私たちとは「前者」の話かも。

■【永久保存版・全体概要】前者・後者は世界を救う?! 前者後者ってなんだ? | 心屋仁之助オフィシャルブログ「心が風に、なる」Powered by Ameba

 

頭で考える人たち。

仕事の“できる”人たち。

社会に適応できちゃう人たち。

なんでもできちゃう器用な人たち。

 

一方、あきらの同僚や根元の元カノは後者。

思うままに本能で生きてる人たち。

獣になれる人たち。

っていうか本当はそうするしかない人たちなんだけど・・・。

 

私は後者だから仕事のできる前者を恨めしく思うことが多い。

あれほどいろんなことに気を使えないから・・・笑

 

でも、前者からしたら後者は自由に生きているように見えて、

実は羨ましく思うのかもしれない。

 

 

どっちが優れているとかはない。

どっちも自分と違う方になろうと努力してるなんてもったいない。

 

後者であることを誇りに持って、もっとその能力を生かしていきたいな。