前者後者論。:ドラマ「獣になれない私たち 第2話」
主人公の深海あきら(新垣結衣)は30歳のOL。
結婚を意識し始めている交際4年の彼とはいわゆる"マリッジブルー"。
「新しい恋がしたい」「他の人を好きになりたい」と最近感じている。
一方、
あきらの行きつけのバーの常連で、会計士・税理士の根元恒星(松田龍平)は、
元カノにフラれた未練をまだ引きずっており、
彼女が新しい相手と恋に落ちた瞬間に、頭の中で聴こえたという鐘の音を求め、
あきらとともに教会へ行く・・・・。
人間は進化の過程でいろんな能力を失ったわけですよ。
聴覚、視覚、嗅覚、それから直感。
脳が発達して考える力が増すほど、直感は曖昧になっていく。
「それって進化?」
文化水準を上げて社会適応能力を高めるという考えからすれば「進化」。
鐘の音を聴く能力(運命の相手を悟る力)を失ったと思えば「退化」。
獣になれない私たちとは「前者」の話かも。
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頭で考える人たち。
仕事の“できる”人たち。
社会に適応できちゃう人たち。
なんでもできちゃう器用な人たち。
一方、あきらの同僚や根元の元カノは後者。
思うままに本能で生きてる人たち。
獣になれる人たち。
っていうか本当はそうするしかない人たちなんだけど・・・。
私は後者だから仕事のできる前者を恨めしく思うことが多い。
あれほどいろんなことに気を使えないから・・・笑
でも、前者からしたら後者は自由に生きているように見えて、
実は羨ましく思うのかもしれない。
どっちが優れているとかはない。
どっちも自分と違う方になろうと努力してるなんてもったいない。
後者であることを誇りに持って、もっとその能力を生かしていきたいな。